2月 3日(金曜日) 旧暦一月六日 赤口 癸亥 曇り
本日、節分。
おとなりの堀くんに誘われて、
築地の〈うまいもん屋〉というお店に出かける。
「ボクの仕事仲間から聞いたんですが、いいお店らしいですよ」
「うまいもん屋?あやしいなぁ。
ほんとうにおいしいお店は自分からそんなふうには名乗らないものよ?」
「まあ、まあ、百聞一見ということもありますから」
「そうねぇ・・・」
お店は、築地駅を八丁堀側で降りて、すぐの路地。
看板にガムテープが貼ってあって、
ますます気が滅入ってきたのですが、
それも料理が出るまでのこと!
いや、その、おいしいこと、おいしいこと。
いただいた品を思いつくままに書いてみると・・・
黒胡椒のきいたわかさぎ揚げ
炒り豆(節分ですから)
はすのざくざく切り落としきんぴら、
ぷりぷりとろとろのお刺身(中トロ、うに、伊勢えび)、
ぶりの大兜煮、
マグロの巨大かま焼き、
八角の丸ごと塩焼き
生牡蠣、
フカひれをのせた茶碗蒸し、
かぼちゃのごろごろサワークリーム添え、
マグロの荒野漬けマグロの鍋、
その中にラーメンを入れて〆。
ご主人と女将さん、どうもご馳走様でした。
「みなさんに、おいしいものを食べて欲しいんだ」
という愛情と情熱が伝わってくる、とても素敵な料理でした。
お客さまの表情も、じつに、じつに幸せそうでした。
すっかり満足して、
十一時過ぎにお店を出る。
看板をなでなでしてあげたくなりました。
「今日はあなたにやられてしまったわねぇ」
「ふふふ、やったー」
寒い北風の中、
大満足と大満腹で、さいと町に帰る二人でした。
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