季題でつくる美しい味


今月の季題「ところてん」
五月から六月にかけて、近所の市場やスーパーマーケットでころんとした新じゃがの姿を見かけるようになると、気持ちまでほくほくとしてきます。最近では男爵やメイクインといったお馴染みの品種に加え、フランス産なども出回っているようですね。新じゃがはしっかりと成熟したものと比べて皮が薄く、柔らかく、香りが良いのが特徴。細切りにして、さっと茹でて、酢の物で召し上がっていただくだけでも大変おいしいものです。今月は、新じゃがのおいしさをいかした二品を考えてみました。一品目はモッツァレラチーズとアンチョビを使ったもの。新じゃがとモッツァレラの甘さとアンチョビの塩辛さがほどよくマッチして、冷たいビールにもぴったりくるお味です。もう一品はリコッタチーズ和え。こちらはメイプルシロップをかけることでお子様のおやつとしてもいけるのでないかしら、と思っています。どうぞお試しください。
新じゃがとモッツァレラチーズ アンチョビバターソース添え

写真撮影/尾田 学
材料(4人分)
じゃがいも 300グラム
(中くらいの大きさのもの4〜5個)
E.V.オリーブ油 適宜
無塩バター 大さじ3
モッツァレラチーズ 120グラム(1個)
アンチョビペースト 大さじ4
つくり方 
1.じゃがいもを一口大に切り、固めに茹でます。
 串でさして、少し芯があるくらい。
2.フライパンにE.V.オリーブ油を入れて熱し、
 切り口の方を押さえつけながらこんがり焼き色が付くまで焼き、
 裏返してフタをして途中で油を足しながら全体に火を通します。
3.2のじゃがいもを器(オーブンに入れても大丈夫なもの)に
 入れて、その上にモッツァレラチーズを手でちぎってのせ、
 230℃のオーブンで5分くらい焼きます。
4.小鍋にアンチョビペーストとバターを入れて温めて、
 3にかけてできあがりです。温かいうちに召し上がりください。


新じゃがのリコッタチーズ和え

写真撮影/尾田 学
材料(4人分)
じゃがいも 200グラム
(中くらいの大きさのもの3〜4個)
リコッタチーズ 100グラム
生クリーム 100グラム
メイプルシロップ 適宜
黒粒こしょう 少々
つくり方 
1.じゃがいもを一口大に切り、茹でて、人肌になるまで
 冷まします。
2.リコッタチーズに生クリームを加えてよく混ぜ合わせ、
 1のじゃがいもと和えます。
3..器に盛り、メイプルシロップをお好みの量かけ、くだいた
 黒粒こしょうを散らしかけます。


他の美しい味