美しい味をつくる
「美しい日本の、美味しいごはん」という著書もある料理研究家の高木泉さんが、毎月、俳句の季語にちなんだ「美しい味」をつくってくださいます。「料理でいちばんおししいのは、なんといっても旬をあじわうこと」とおっしゃる、いずみ先生。日本の四季折々の食材・素材をいかした料理は、だれもが簡単にできる家庭料理です。皆さまも、ぜひご自分の手でおつくりになってみてください。撮影を担当していくださるのは、料理写真家の尾田学さん。「美しい味」を、目でもお楽しみいただけます。
今月の季題「そら豆」
料理:高木 泉 撮影:尾田 学
そら豆のピュレ
そら豆のピュレ
材料(2〜3人分)
そら豆 150g(正味)
生クリーム 100cc
塩、こしょう 少々
クラッカー 適宜
ゆで卵 適宜

つくり方
1. そら豆は塩少々を入れた熱湯で茹で、皮をむく。

2. 鍋に1と生クリームを入れ、煮立ったら、塩、こしょうで調味します。

3.

2をフードプロセッサに入れ、ピュレ状にします。

4.

お好みのクラッカーにのせ、ゆで卵を添えていただきます。

そら豆と海老の葛煮
材料(2〜3人分)
そら豆 100g(正味)
海老 5本(中サイズ)
出汁 300cc
薄口醤油 小1
大1
みりん 小1/2
小1/2
葛粉 大1
大1
そら豆と海老の葛煮

つくり方
1. そら豆は塩少々を加えた熱湯で固めに茹でて、皮をむきます。

2. 海老は皮をむいて背ワタをとり、ぶつ切りにします。塩、酒少々をふって下味をつけます。

3.

出汁を煮立て、調味料(薄口、みりん)で味付けし、海老を入れます。色が変わったら、そら豆を加えて一煮立ちさせます。味をみて、水にといた葛粉を加えてとろみをつけてできあがりです。

そら豆と新じゃがいものフィットチーネ
そら豆と新じゃがいものフィットチーネ
材料(2〜3人分)
そら豆 50g (正味)
新じゃがいも 1個
ベーコン 50g
フィットチーネ 160g
塩、こしょう  
パルメザンチーズ 10g
*ジェノバペーストの材料
バジルの葉 25g
ケッパー 5粒
アンチョビフィレ 小1枚
オリーブ油 50cc
生クリーム 大1

つくり方
1. まずジェノバペーストをつくります。全材料をフードプロセッサに入れて、ペースト状にします。

2. そら豆は塩少々を加えた熱湯で茹で、皮をむきます。
じゃがいもは電子レンジで丸のまま加熱し、皮をむき1cm角に切ります。

3.

ベーコンは5mm幅に切り、フライパンで炒めます。そこに2を加え、軽く炒めます。

4.

フィットチーネはたっぷりの熱湯に1%の塩を加え、柔らかめに茹でます。(目安14分)

5.

茹で上がったフィットチーネの湯を切り、3に加えてあえ、ジェノバペースト、パルメザンチーズを加え、塩、こしょうで味を調えます。


〜五月〜
八十八夜を迎え、
新茶の香りをいただくと、
立夏もすぐそこに。
生きとし生けるもの、いのち輝き、
一年中でいちばん心弾む季節となります。
そら豆は最近では
二月頃から出回りますが、
やはり本来の旬である
この季節にこそ
いただきたいものです。。
料理研究家・俳人 高木泉
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